【目的】
歩行速度と高齢者集団の認知機能低下及び認知症のリスクとの関連を定量的に評価した。
【方法】
基本的な情報はPubMedとEMBASEで検索された。追加情報は。Google Scholar または関連する研究レビューを通じて取得した。
【結果】
歩行速度が360m/h(10cm/s)減少するごとに、認知症や認知機能低下に繋がるリスクが13%増加した。
歩行速度の低下は外出頻度や役割の減少を助長する因子だとも考えられ、その逆で外出頻度や役割の減少が,歩行速度の低下に繋がる事も想定しておかなければならなりません。“歩けないと認知症が進行する可能性が13%も高くなる”という認識を持ち、普段の評価や観察、会話などから機能面と社会的側面の多角的な視点を持つことが大切だと感じますね!
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